皆さんの周りに独身の男性や女性が増えていませんか。
晩婚化や生涯未婚の男女の方は増える一方です。
この記事では晩婚化の原因や対策を解説いたします。
1.収入や社会的に自立した女性の増加
女性の社会進出により経済的にも自立している女性が増えてきました。
経済的に余裕が出てくると自分の時間を大切にしたり、自分のご褒美の為に仕事をしたりする女性もいます。例えば、仕事をがんばったご褒美に海外旅行などに行く人もいますよね。
ヨーロッパの街並み、極寒の中のオーロラ、ウユニ塩湖の景色。
現実から離れて自由に遊んで、食べて、飲んでと女性にとっては幸せな時間です。
最近はホットヨガなども人気みたいですね。ですが、中々な高額。友人が行っている所は月額13000円だとか…収入に余裕がないと結構お高いですよね。
仕事が終わってからリフレッシュにスポーツなどをするのも自立した女性ならではですね。
ショッピングが趣味の人は洋服や化粧品を買って自分磨きをしたり。
このように、自立した女性は自分のことにお金をかけたり、趣味や旅行でストレスを発散してお仕事を頑張っているのではないでしょうか。
2.一生独身でいるなどの価値観が増加
ちょっと昔までは結婚して当たり前という感じでしたが最近では30歳を超えていて独身でも普通ですし、わたしの周りにも30代で結婚してない人もたくさんいます。
40代でも数名いますし、結婚願望が全くない人もいますね。20代半ばで付き合ったことすらない人も珍しくないぐらいの時代です。人と一緒に暮らすのも無理という人もいるぐらいですから。
結婚するより独身の方が良いと思う理由6選
結婚したくても婚活に疲れてしまう
30代で婚活を繰り返すがなかなかいい出会いに恵まれない。
婚活を繰り返すうちに「このまま結婚できないんじゃないか」「もう自分の理想の人と出会えないんじゃないか」と自信を失い心が疲れてしまう。
無理に婚活をしないことで休日に婚活をしてストレスをためることがなくなります。
自分のやりたい事をしたいのにできない
結婚をしてしまうとお金も時間もなく、自分のための時間がとれなくなる。趣味にお金をかけていたりすると自由に使えるお金も減るので制限されてしまい、やりたい事を我慢しないといけません。
旦那の浮気の心配
不倫などしてないか心配になる。付き合っている時と違い、浮気をしていたからといって結婚しているとそう簡単には別れられないですよね。子供がいたら尚更別れられません。
旦那の親の介護
自分の両親だけでなく、旦那の両親の介護のことも考えなければいけない。自分の両親であれば介護施設なども検討できるが旦那が介護施設などに預けない場合、奥さんの負担がとても大きいです。
子供のストレス、子育ての経済的負担
子育てに対して悩むことはたくさんあります。親同士のつきあい、イヤイヤ期や、思春期、子供を育てるということはとても大変なことです。
今では子育て支援も色々ありますが、子供を大学まで行かせるには1000万~2500万ほどかかると言われています。
宗教などの価値観の違い
旦那の両親が信心深くて何度も宗教に勧誘してきたり、宗教によって親同士の仲が悪くなるという話もききます。
親同士の価値観の違いで仲違いになり板挟み状態になることもあります。
このように、結婚なんてデメリットだらけだと思う人が増加しているようですね。
まとめると…結婚したら子供のことや家庭のことで自分の時間はほとんどありません。
自分のことより子供のことになってしまうので自分のことは疎かになります。おしゃれする時間もないし、手もカッサカサです。
子育てにもお金がかかりますし、働こうにも待機児童なんて問題もあります。
一生独身であれば自分の時間もたくさん持てるし、ストレスもたしかに少なくなります。
自分のことだけ考えていけばいいし、ずっと自由に恋愛できて自分磨きもできるのできれいな外見を保つことができます。
一生独身が当たり前の時代が来るのもそう先の話じゃなさそうですよね。
3.収入の低下で男性に結婚する経済的余力がない
日本人の収入は下がり続けていると言われています。今後も下がっていくと言われておりかなり深刻な状況です。
収入が下がれば結婚して養うということがむずかしくなってきます。
そうなると結婚に踏み切れない男性も増えてきますよね。
結婚しないことによって自分のためだけにお金も使えるし貯金もできます。
20代男性の恋愛について、なぜ彼女を作らないのかというアンケートをテレビでやっていたのですが「彼女に使うお金がもったいない、自分の時間がなくなるから女性と付き合いたくない」「家族仲もいいし彼女は必要ない」という結果がでていました。
なんと20代男性の結婚願望のない人は約4割もいるということ。
男性の収入の低下によって自分のためにお金を使いたいという人が増加しているようです。
今後も収入が下がっていくようであれば男性は結婚に踏み切れず、晩婚化もどんどん進んでしまいますね。
さらに女性の社会進出により、結婚するなら自分より年収の高い人じゃないと嫌だ!となったときに、高年収+顔+性格と中々な理想の高い人が条件になってしまう傾向があります。
そんなに良い人なかなかいません。
理想が高くなることによって婚期を逃してしまうことも晩婚化につながっていると考えられます。
4.ネットやアプリ、街コンなど出会いが多過ぎる環境
今では昔に比べて簡単に出会いの場がありますよね。
出会い系アプリやマッチングアプリ、婚活サイト、街コン、結婚相談所など色々な出会いの場所があります。30代におすすめのマッチングアプリもあるほどです。
昔だったら同じ職場、飲み会、友人や知人からの紹介ぐらいでしょうか。会ったことがない人と先に連絡先を交換する環境もなかったぐらいです。(家の電話しかなかった…)
それが今ではインターネットで年齢や収入を絞って、行きたい内容のものに申し込んで参加費を払えば出会いの場に参加できるという。すごいですよね。こんなに簡単に出会えるなんて。
街コンで婚活しているリアルな体験談
最近の街コンは飲み会だけではなく登山、陶芸、お菓子作りなど趣味を共有するような街コンもあるとのことです。聞いた街コンの中で変わっていたものがチキンラーメン工場に行くツアーです。
チキンラーメンを作る体験型のツアーなのですが、まず自己紹介をするところがバスの中や工場内の移動中だったそうで全然顔や名前が一致しなかったそう。
会話をする時間も移動しているのでそんなにゆっくり会話もできず、チキンラーメンを作るのに集中してあまり話もできなかったとのこと。
出会いに行ってるのに意味がなかったと言っていました。
その後LINEなどで連絡先を交換するみたいですが顔と名前が一致しなかったらどうしようもないですよね。
このように様々な出会いがある中、楽しそうだなと思って行ってみてもいざ行ってみると全然思った感じと違うなということも多いようです。
この街コンに行っていた友人が、
「この間占いに行って色々当たってたから恋愛のこと聞いたら、2年間は出会いがあってもいい出会いじゃないからやめた方がいいって言われた」
と言っていて
「婚活どうするの?」ってきいたところ「2年ぐらい休憩する」と言っていました。
30代の2年って結構長い期間ですよね?その人、けっこう高額な結婚相談所に登録していたんですがそれも退会して婚活もやめてしまったんです。
今ではたくさんの出会える場がある一方で、理想の人に出会える前に婚活疲れをしてしまう人の話をよく聞きます。
最近では連絡をとるのも簡単ですし、出会いの方法もたくさんあります。
逆に選択肢があり過ぎてなかなか決めきれずいい出会いを逃してしまった!なんてことも…
そんなことにならないようにひとつひとつの出会いを大切にしていきたいですね。
5.まわりが結婚していないから結婚しなくていい考えに
そんなに焦らなくても…まだ自分のやりたい事をしたいし、自分のまわりは結婚してないけどみんな楽しそうにしている!と考える人が増えてきています。たしかに結婚したからといって幸せになれるものでもないです。
30代になると色々なことが楽しく、金銭的にも余裕が出てきます。
わたしのまわりの独身の人は年に1、2回海外旅行に行っていると言っていました。
女子だけで旅行を計画したり、女子会をしたりする機会も増えてきて楽しいですよね。
女子会の中で恋愛の話をすると結婚をしても大変だし、今の彼氏とは恋愛しても結婚は嫌だという話もききます。
同じような環境のまわりの人考えというのは影響が大きいです。
まとめ 晩婚化の中幸せな結婚をするには…?
現代、晩婚化が進んでいる世の中と言われていますがその一方で出会いの場所がたくさんあり30歳を超えての結婚も当たり前になってきています。
少し前までは20代での結婚が当たり前で少ない出会い、短い期間で結婚を決めるという時代でした。
今では出会いの場も多く、結婚するまでの期間も長く持てて自分のしたい結婚像を実現できやすい環境であるといえます。
出会いの場が多いということはそれだけ自分のイメージする結婚相手も見つかりやすいということです。積極的に出会いを求めることによって幸せな結婚を引き寄せることができるのではないでしょうか。
晩婚化ということをネガティブにとらえず、前向きに考えることで生涯支え合える素敵なパートナーが見つかるのも近いかもしれません。